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「最後」は家で。人生の最終章は最愛の家族がいる家で

私たちの想い

わたしたちは、最期をご自宅で迎えたいと
望んでいらっしゃる方々の希望をとにかく叶えたい。
その為に今できることは何でもしようと...。
私たちが限界を決めるのではなく、
私たちが可能性を見つけていく、そんな想いでスタートしました。
人は誰でも老い、そしてお亡くなりになります。
これはとても自然なことです。
病や老いの先に死が浮かんでしまうと、
人は不安や心配、時には恐怖を感じることもあると思います。
しかしこれもとても自然な事です。
だから医師や看護師が24時間
いる病院が安心...。
それも一理あります。
しかし本当は、住み慣れた家で、思い出のたくさん詰まった家で、
家族との生活がある家で、生活を続けたい、
最期はこの家で迎えたいとお思いの方は
たくさんいらっしゃいます。
それがとても自然な事とわたしたちは考えます。
そのお手伝いをわたしたちにさせてください。
不安や心配事を一つずつクリアしていきましょう。
そして希望や願い事を一つでも多く叶えましょう。
そしてご自身の人生を自分自身が納得し満足し、
あなたらしい人生の締めくくりをしてください。
わたしたちはそんな幸せな仕事をさせていただけることに感謝し、
あなたの人生に最期まで寄り添いたいと願っています。

  • 患者様の声
  • NSTチーム 栄養サポートチーム
  • 緩和ケア

No.01

在宅NST 「栄養サポートチーム」

「食べさせてあげたい」という気持ちをチームで支える多職種連携。

食べたい。

右被殻出血後、肺炎後廃用症候群、左片麻痺、意識障害、糖尿病入院中に胃ろう増設(ラコール注入中)で経口摂取不可、頻回な喀痰吸引が必要な状態。
主治医より退院は難しいと伝えらていましたが、奥さま、娘様の強い希望にて退院となりました。
まずは看護師介入、退院後は状態安定、喀痰の量も減り、意識状態も自宅に帰ってからは目に見えて改善して会話も出来る状態でした。
そんな会話の中で「ウナギが食べたい」と…。
そこからチームによる介入開始です。
まずはST介入、歯科医師によるVE検査(嚥下機能評価)、管理栄養士介入。
検査当日は、検査の為の管理栄養士の準備した半固形のカボチャの煮物やリンゴゼリーを少量摂取。特に問題なく摂取出来ました。
そこで娘様がおずおずと出されたのがなんとウナギ!!
歯科医師もそこはびっくり!ですが、チャレンジしました。
一口食べて「おいしい!!」と満面の笑み。娘様は涙しておられました。
現在はST介入時だけですが、色々な物を少しづつ食べられています。
せんべい、天ぷら…の時も。
ご家族の家に連れて帰りたいという思い、なんとか食べさせてあげたいという思い在宅での連携があってこそ事例だったと思います。

No.02

在宅緩和ケア

患者様の苦痛を和らげ、住み慣れたご自宅で「自分らしく」生活が送れるようにサポート。

ご家族の
「自宅で過ごさせたい」
という思いに向き合って

パーキンソン病と前立腺がんの90代男性の利用者様でした。
在宅で生活しておられたのですが、腸炎を併発し病院へ入院、入院後3日目より幻覚・せん妄が出現し、医療行為に対して「殺される」と拒否が強くなり病院では何もできない状態となり、ご家族と相談のうえ普段の生活に戻るのがいいと退院となられました。
退院当日より訪問看護の介入。訪問診療開始となりました。
ご家族様は突然の在宅での介護に戸惑い不安しかない中のスタートになりました。
退院当日は興奮状態・奇異行動続いていましたが、翌日よりせん妄状態は改善、精神状態は落ち着いてこられました。
食事に関してはムセもあり、少量しか摂取出来ない状態、内服も困難な状況で脱水状態も進行。
ご本人は点滴等の医療行為に関しては拒否の状態が続いて折られました。
現状についてご主治医より、「いつ状態が急変するかわからない状態」と説明あり、ご家族で話し合われた結果、最後は自宅で過ごさせてあげたいと。
訪問看護にて状態確認、家族間では連携がうまくいっておらず、各々にストレスが溜まっておられる状態でしたので、家族間の調整(役割分担を決めて対応して頂く)を行い、また看取りについて今後の状態変化等について説明を行い、不安の軽減に努めました。
その後、特にせん妄の出現や苦痛に苦しまれることなく、家族間の歪みも改善しお父様の介護をして頂く事が出来ました。
退院後18日目にご逝去されました。
最後に娘様より人生の中で何が良かったの?との問いに「こども」と話されご家族の顔にも笑みがこぼれました。
訪問看護は、ご家族から「いまさんで良かった。一生忘れません」と言っていただけました。
私共は、ご利用者様の最後に携わることが出来、本当に良かったと思っています。
突然の状況に戸惑い・不安を抱えたご家族の支援をすることで、最後まで在宅で看取れたケースです。

Thankyou ご利用者様からのお言葉

ご利用者様・ご家族様からいただいた、
あたたかいお言葉をいくつかご紹介いたします。
私たちは、日々の業務の中で
楽しい事やうれしい事だけでなく、
辛く悲しい時やしんどいと
思ってしまうことも幾度となくあります。
そんな中ご利用者様やご家族様から
あたたかい言葉をいただくと、
「やってて良かった」「この仕事を選んで良かった」
と、心から励みとなります。
私たちはこの仕事をさせていただいている事に
日々感謝の気持ちを忘れず、
これからもたくさんの笑顔をもらえるような
仕事をしていきたいと思います。

看護師/Nurse

ナースケア 看護師宛て

  • 「父のどうしても家に帰りたいという気持ちを叶えてやりたくて、病院から連れて帰ってきましたが、本当は不安でいっぱいでした。そんな中、看護師さんが毎日来てくれて、時間をかけて父だけでなく家族の思いも聞いていただき、色々教えて頂きました。本当に安らかな最期を迎えることができました。10日間という短い期間でしたが、本当に感謝しています。一生忘れません。」
  • 「母の最期の願いを叶えてくれました。こんなに親身になって一緒に考えてくださる看護師さんは、初めてでした。いまさんにお願いして、本当によかったです。」
  • 「体調や体力に不安のある中、看護師さんにお風呂の介助をしてもらうようになって、安心してお風呂に入れるようになりました。」
  • 「1人暮らしだけど、週に1回看護師さんに来てもらって、体調チェックをしてもらい、不安なことは何でも相談できるから、安心です。」
  • 「夜におしっこの管が詰まったときに、嫌な顔せずに駆けつけてくれました。助かりました。」
  • 「お医者さんに直接言いにくいことを看護師さんが上手に伝えてくれました。」

セラピスト/PT・OT・ST

ナースケア セラピスト宛て

  • 「先生の顔見るだけで、うれしいよ」
  • 「先生たちのおかげで、自信を持って歩けるようになった。まだまだ頑張れると思えるようになりました」
  • 「先生に来てもらうようになって、腰の痛みがとれた!」
  • 「食道がんでむせてばかりでしたが、大好きなお店のラーメン、お好み焼きを喉に詰まらせることなく、おいしく食べることができました。食べやすい工夫をして願いを叶えてくれました。美味しかった~!!」
  • 「麻痺がありますが、自分でできることがまだあることに気がつかせてくれました。」