全職員、有給休暇は計画的に取得できています。公休日数は土日祝の数となっており、有給休暇を上手く併せ取得することで長期の休暇も可能です。
また、夏期休暇は7月～9月の間で3日間、年末年始は12月29日～1月3日の6日間となっていますので、旅行などの趣味や、家族との時間をきちんと取れる環境を整えています。土日祝は事業所の営業日ではありませんが、状態の悪い利用者さまへの訪問や緊急の対応の為、数名の出勤は必要となりますが、毎週必ずではなく2～3週間に一度程度の出勤をお願いすることがあります。
ただしご家庭の事情などでどうしても土日の勤務ができない方も相談が可能で皆で協力してシフトを調整していますので、その人のライフワークに併せた対応をさせていただいています。

ナースケアでは安心して産休・育休・介休を取れる体制があります。まだ事業開始1年なので取得した職員はいませんが、産休・育休明けにはこの職場に戻って勤務をしていただきたいです。復帰直後は時短勤務などの対応も可能ですので、制度を活かし、いつまでもこの職場で働きたいと思っていただけたらと考えています。また、介護休暇制度の活用も今後必要になることも出てくるかも知れません。ご家族をご自宅で介護をし、もしくはご自宅で看取ることがあれば今後のあなたの訪問看護師としての経験は多大な力となると思います。
仕事が弊害になりご家族の介護ができなかったと後悔をしないよう私たちも協力します。

平均月の残業時間は10時間ほどとなっています。終業は17時30分としていますので終わり次第退社してもらってます。しかし急な訪問が入ったり、記録の入力に時間がかかってしまい、どうしても残業が発生しているのも事実です。
今後はそのような急な対応の対策や業務効率化を図り、残業0時間を目指していきたいと考えています。
保育園のお迎えなどがある場合はそちらを優先できるよう他スタッフで協力できる体制もあります。

ナースケアで働くスタッフには在宅での仕事が初めてのスタッフもたくさんいます。多くが訪問での業務が初めてです。私たちは一人でも在宅の仕事の楽しさを知ってもらいたいと願っているので、まずはチャレンジしたいと気持ちがあればサポートしますので安心して飛び込んでみてください。病院での勤務しかない方や臨床経験が浅いからと心配される方も多いのですが、私たちが提供するサービスはその人と家族の生活をサポートすることです。もちろん今まで培ったアセスメント能力や技術的なところも必要なものではありますが、在宅での仕事をする上で一番大切な事は、その人が自宅でどのように生活を継続していきたいか、その人の目線になって寄添い支えることが中心になります。
思いやる気持ちと一生懸命に向き合うことが一番重要になります。

しばらくの期間、出産や育児などで離職されていたという方でも大歓迎です。手技などでの不安は多少あると思いますが、日々の繰り返しの中ですぐに感覚を思い出していきます。それよりも在宅医療の制度の変化や進歩を痛感することがあるかも知れません。ずっと在宅医療に携わっていても分からない事は多々あります。そういった問題では仲間がしっかりサポートし、教えてくれるので一緒に学んでいけば大丈夫です。学ぶ姿勢や気持ちがあれば十分クリアしていけます。

私たちのステーションでは精神科訪問看護にも力を入れています。
精神科の経験しかない看護師でも活躍する仕事がたくさんあります。作業療法士の精神科訪問看護も行っており、今より仲間を増やして更に充実した精神科訪問看護の体制を構築していきたいと思います。また、精神科での勤務がないけどそれ以外の事を学びたいと思っている方は精神科以外での経験を積むことができます。

子供が保育園で土日の勤務ができない、家庭の都合で土日は休みが必要という方でも平日のみの勤務で常勤として働くことができます。通常は土日祝を含めてシフトにて土日の出勤もありますが、どうしても土日の休みを希望される場合でも考慮させていただいています。仲間を助け合うことができる職員ばかりですので、気を遣わず言ってください。その分平日に思い切り頑張ってくださったら結構です。そのような事が弊害となり、在宅への一歩が進まないことの方が私たちにとって問題であり、一人でも多くの仲間を増やせる為にもライフスタイルにあった勤務を提案していきます。

別で勤務をされていて掛け持ちでと考えている方や、経験を積みたいから少しづつの勤務で様子をみていきたい方でもご相談ください。週1回からでも午前だけの勤務でも大丈夫です。実際に土日の勤務だけを希望される方もいますし、子供の事情で15時までの勤務の方もいます。それぞれに事情があるので、皆が横並びの同条件での勤務は正直難しいと思います。均一した勤務を求めるといつまで経っても人員不足が解消できないでしょう。私たちはより多くの仲間を増やしたいので雇用に関しても柔軟に考えるようにし、他のスタッフもきちんと理解していただけています。

24時間の訪問看護では夜間の待機が必須ですか？や夜間の出動が難しくてと面接の時によく聞かれます。もちろんステーションとしては24時間の緊急の対応をしているので、夜間大丈夫ですよと言われる方にはその手当を支給してお願いしています。しかし、常勤だからやらないといけない、常勤になるには必ず必要という訳ではありません。何度も申し上げているように、その人のライフスタイルに併せて柔軟に対応しています。お子様が大きくなって夜間もできるタイミングになればやってもらえれば助かります。スタッフ同士が助け合う風潮がありますので、安心して入職してください。

がん看護、精神科看護、呼吸ケアなど他にも様々なスキルアップの支援を行っております。仕事をしながら学校に通っていただいたり、研修会に参加や資格取得をしていただき、キャリアアップを目指してください。現在までに多数の方がご利用されています。

論文発表などの場合において、学会出張制度があります。学会への参加中は他のスタッフが業務を対応いたしますので、安心して学術行事に専念できます。また、年に数回有志のグループで発表などをする機会もございますので、看護師や療法士その他スタッフと参加していただく場合もございます。

スキルアップやキャリアアップしたい人を応援する為、職種によって様々な研修の機会を設けています。特に在宅医療に重点を置き、接遇の改善・知識の向上や共有・キャリアアップ支援など在宅現場のスペシャリストとして皆が活躍できるよう人材育成をしています。ひとつ上の資格が取りたい、こんな資格も持っておきたい、こんな研修会に参加して知識をつけたい等、職種を問わず自己啓発をサポートできる制度と環境を整え、接遇研修は勿論、定期的な勉強会や症例検討会、地域での研修会や講習会等の企画等、他職種や地域と深く関わり、質の高いチーム医療が提供出来るよう取り組みをしています。各々が自主的に学び、専門性を高め、活躍できる環境がナースケアには存在しています。